こんにちは、ハルです。
万里の長城と言えば、こんな姿を想像しませんか?
実は万里の長城は、何箇所か観光地化されている場所があり、これは一番有名な八達嶺というところです。
↓八達嶺と慕田峪へ行ったので、今回は3度目の長城でした。
今回は、ちょっと珍しい湖の景色も楽しめる長城、黄花城水長城へ行ってきました!
場所・交通手段
水長城は北京の郊外にあります。
八達嶺長城や慕田峪長城より少し遠いです。
公共交通機関で行くこともできるようですが、おすすめはしません。ツアーに申し込むのが一般的です。
私は大学の部活のメンバーで行きました。
市内からチャーターした車で行きました。
行きは朝早かったので1時間半弱で着きましたが、帰りは渋滞していて2時間くらいかかりました。
ダム
魚の形!
長城のすぐ隣にダムがあるため、水長城と呼ばれます。このダムが湖のように美しく、人気があります。
水と長城の景色はあまり見られる場所がないため珍しいそうです。
ちなみに、黄花城というのは長城とは関係なく、ここの地名です。
野城
万里の長城は観光地化されている場所がいくつかあり、それ以外の場所は野城と呼ばれ、整備されていません。
道が岩と砂利だらけだったり、崖になっていたりします。
危険なので野城は立ち入り禁止で、入るのは違法です。一応。
一応。
…そう、ここは中国。
さすがに観光地化されている長城より人は少なめでしたが、私たち以外にも人がいました。
みんな本気の登山装備です。
普通に人がいるので、入ってはいけない場所という感じが全くしません。
おそらく、外国人向けで野城に行くツアーは少ないのではないでしょうか。
水長城に行くツアーはありますが、長城には登らないかもしれません。
地球の歩き方にも、「長城に登ることはできない」と書いてあります。
水長城は普通に入り口から入り、整備されている場所だけ見るなら50元ほどかかります。
↑正式な入り口。
しかし、野城ならタダで入れてしまいます。
あくまで違法なのでおすすめはしません。
(私たちは道を通る時に地元の人に10元払いました)
行くなら、道に詳しい中国人と一緒に行くのがベストです。
こんな景色が見られます
お待たせしました。水長城の景色です。
おおー!綺麗!
こんなところから撮っています。
野城なので、ここに登るのも降りるのもなかなか大変でした。
座るとちょっと怖い。
でも気持ちいい!!マチュピチュとかこんな感じなのかな?
長城の窓から見えるのもいい感じ。
ちなみに、きちんとお金を払って入るとダムの近くの道を歩いたり、湖を船で渡ることもできるようです。
写真部&登山部
↓私は留学先の大学で、写真部に所属しています。
今回は、写真部と登山部のコラボ企画で水長城へ行きました。
写真部4人と登山部6人の合計10人で行きました。
登山部の1人が、この水長城(及び周辺の野城)に詳しく、案内してくれたので助かりました!
写真部の一人が撮ってくれました。
右下の爺さん、勝手に写っといて「撮影料払え」って。いや頼んでないし。
登山部が登山靴で来たのをみて、大袈裟だな〜と思っていたら大変なことになりました。
下手したら死ぬかも。
必死でした。
私のスニーカーはまだ良かったのですが、写真部の2人の靴がかなり滑るようで、みんな傷だらけです。
私も7分丈のジーンズで行ったら擦りむいて、消毒を持っていた登山部の子に手当てしてもらいました。用意がいい。ありがとう〜
写真部が完全に登山部の皆さんのお荷物でした(笑)
野城に(もし)行く際は、滑り止めがしっかりした登山用靴、肌が隠れる服装をおすすめします。
(登山靴なんて持ってないけど、野城に行くなんて知らなかったし!)
日焼け止めやウエットティッシュなどもあると良いです。
温度調整ができるような服装で行きましょう。
水も大目に持って行くことを忘れずに。
まとめ
万里の長城は、観光というより登山です。
観光地化されていない野城ならなおさら。
しっかり準備して行ってくださいね!
水長城は、他の場所とは違った景色が楽しめて良かったです。
二度目の長城という方には特におススメです!
他の長城と同じく、北京市内から日帰りで行けるので、ぜひ行ってみてください^ ^
ただ、水長城は正直ちょっとマイナーなスポットです。
↓「雄大な景色が見たい!」「初めて万里の長城に行く!」という方は、八達嶺か慕田峪が良いと思います。